2009年 10月 31日
南瓜の節句 |
ハロウィンにかぼちゃを食べると、風邪を引かない…
いや、それは冬至です。
「おもて珈琲」にて、ハロウィンセットを予約していたので出かけてきた。
おもてのカウンタにパンがある。なんだか新鮮。
ここには普段、食べ物は2~3種のケーキにキッシュ一種類、「ボリュームうどん」という野菜たっぷりのカレーうどん(ほんのりカレー風味)しかない。
人数的にも設備的にも、常に新鮮なサンドイッチを用意するのは大変なこともあろう。
だからこそ、たまのおたのしみが光る。今日は、ハレの日なのだ。おばけも躍り出ようというもの。
かぼちゃと玉ねぎのサンドイッチ。甘ったるくなりがちなマッシュかぼちゃにオニオンスライスを入れることでしゃきしゃきしてサワヤカ。
ハム野菜サンド。はさみたてなのでレタスもきゅうりも心地よい。
サンドイッチと言っても、アフタヌーンティーのフィンガーサンドみたいなかそかきやつじゃないよ。辻堂「ベッケル」の山形食パン、トースト用のがっつりしたサンドだよ。
「うちの売りがボリュームですから」
だそうな。頼もしい!
かぼちゃのババロアは、とろーりとクリームのよう。
そば猪口に入ってきたので、具のない茶碗蒸しのようだ。そういえば、サンドイッチは葉蘭にのってきたのだ。おもて珈琲にはレースペーパーなんて似合わない!(ヒドイ)
赤子連れのお客さんが、ババロアを離乳食のように味見させていたが、機嫌のいい猫のように笑っていた。おいしい食べ物は、人を簡単に笑わせるな。尊い仕事だ。
茶色くて小さい、くるくる巻いたものが添えてあった。
↓
はらこれさ。
何か湯葉のおかずか、生八つ橋的なものかと思って危うく食べるところであった。小さく巻いた、紙おしぼりであった…あぶねえ!なんでも口に入れてみる赤ん坊のような大人、それがしずみんクオリティ。
だってさ、似てるじゃん、こういうのに
↓
いえいえ、手で食べるサンドイッチだから、という店主のお心遣いはしっかり伝わっておりますよ。
ブラックココアで潔く黒いハロウィンクッキーは、地が暗いので鮮やかなアイシングがより一層華やかに。おうっくり立体的なアイシング絞りはなかなかの技なのです。そして生地がうまかったなー。同じ材料でも、ていねいに作ると粉モノは劇的に食感が違うんだよ。
面倒でも、慎重にていねいに。そしたら、おいしい。それが「おもてなし」。
かぼちゃババロアについてきたカラメルの残りを、かぼちゃのサンドイッチにつけて食べているじいさんを見た。ほろ苦さと香ばしさが、絶対に合うと思った。さすが、年の功よのう。
食後に一杯ずつたてたコーヒーをいただいて、ご馳走様。
そしてやっぱり、帰宅してからかぼちゃを煮たのでした。
ハロウィンにいたずらされたくなかったら、かぼちゃの煮物をふるまうのだ。
レシピブログに参加しています。
いや、それは冬至です。
「おもて珈琲」にて、ハロウィンセットを予約していたので出かけてきた。
おもてのカウンタにパンがある。なんだか新鮮。
ここには普段、食べ物は2~3種のケーキにキッシュ一種類、「ボリュームうどん」という野菜たっぷりのカレーうどん(ほんのりカレー風味)しかない。
人数的にも設備的にも、常に新鮮なサンドイッチを用意するのは大変なこともあろう。
だからこそ、たまのおたのしみが光る。今日は、ハレの日なのだ。おばけも躍り出ようというもの。
かぼちゃと玉ねぎのサンドイッチ。甘ったるくなりがちなマッシュかぼちゃにオニオンスライスを入れることでしゃきしゃきしてサワヤカ。
ハム野菜サンド。はさみたてなのでレタスもきゅうりも心地よい。
サンドイッチと言っても、アフタヌーンティーのフィンガーサンドみたいなかそかきやつじゃないよ。辻堂「ベッケル」の山形食パン、トースト用のがっつりしたサンドだよ。
「うちの売りがボリュームですから」
だそうな。頼もしい!
かぼちゃのババロアは、とろーりとクリームのよう。
そば猪口に入ってきたので、具のない茶碗蒸しのようだ。そういえば、サンドイッチは葉蘭にのってきたのだ。おもて珈琲にはレースペーパーなんて似合わない!(ヒドイ)
赤子連れのお客さんが、ババロアを離乳食のように味見させていたが、機嫌のいい猫のように笑っていた。おいしい食べ物は、人を簡単に笑わせるな。尊い仕事だ。
茶色くて小さい、くるくる巻いたものが添えてあった。
↓
はらこれさ。
何か湯葉のおかずか、生八つ橋的なものかと思って危うく食べるところであった。小さく巻いた、紙おしぼりであった…あぶねえ!なんでも口に入れてみる赤ん坊のような大人、それがしずみんクオリティ。
だってさ、似てるじゃん、こういうのに
↓
いえいえ、手で食べるサンドイッチだから、という店主のお心遣いはしっかり伝わっておりますよ。
ブラックココアで潔く黒いハロウィンクッキーは、地が暗いので鮮やかなアイシングがより一層華やかに。おうっくり立体的なアイシング絞りはなかなかの技なのです。そして生地がうまかったなー。同じ材料でも、ていねいに作ると粉モノは劇的に食感が違うんだよ。
面倒でも、慎重にていねいに。そしたら、おいしい。それが「おもてなし」。
かぼちゃババロアについてきたカラメルの残りを、かぼちゃのサンドイッチにつけて食べているじいさんを見た。ほろ苦さと香ばしさが、絶対に合うと思った。さすが、年の功よのう。
食後に一杯ずつたてたコーヒーをいただいて、ご馳走様。
そしてやっぱり、帰宅してからかぼちゃを煮たのでした。
ハロウィンにいたずらされたくなかったら、かぼちゃの煮物をふるまうのだ。
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by shizumin_exite
| 2009-10-31 23:28
| 甘くないおやつ