2011年 03月 19日
3/19の日記 |
3/19 はれ、強風・昨日よりあたたかい
朝食:8:53
・鶏とオリーブのトマト汁
・煮しめ
・刻みめかぶ おかか
・黒豆玄米ごはん
・ポテトサラダ
・釜揚げしらす
・いちご
昼食:12:37
・イングリッシュマフィン モッツァレラチーズ
・トマト汁
・ポテトサラダ
・ジョア オレンジ
・いちご
おやつ:14:42 おもて珈琲にて
・コーヒー
・ケークサレ にんじんマリネ
夕食:20:05
・広島風お好み焼き
・カワハギの刺身 肝つき
・煮しめ
・ポテトサラダ
・トマト汁
・梅干しおむすび
・黒豆玄米ごはん
朝起きたら左目がかなりかすむ。昨日から徐々にだったけど、やはり気圧が低下している。日~月にかけて雨降りだというから、それだな。点眼回数を増やし、眼圧降下剤を飲んでおく。頭痛まではまだない。チーム野生動物の皆は注意。
朝は昨日の鶏のトマト煮…というかほぼトマト汁など。刻みめかぶにおかかをかけて玄米ごはんとともに。
食後に栃木のいちご。甘くて香りがいい。はるこさんもよろこぶ。少しずつでもストレスが続いているので、ビタミンCを意識的にとっておくといい。
昼はイングリッシュマフィンにモッツァレラチーズをのせてトーストしたものにトマト汁。ジョアをのむ。プレーンヨーグルトが買えずにいる。同居人がおなかが弱いので、こういう時こそヨーグルトを食べさせたいのだが、牛乳とともに品薄。パンもないから、やはりパン食の家庭が多いんだろうな。
午後、同居人は自宅で仕事。私は自転車でおもて珈琲に出かけていく。今日は昨日以上にあたたかく、ぽかぽかしている。ただ、洗濯物が干せぬほど風が強く、ビュウゥと窓を鳴らす。
地震により中止となった内村光良一人舞台「東京オリンピック生まれの男」のチケット払い戻しにコンビニに寄ったが、まだぴあから連絡が来ていないとかでできなかった。後日。(後で3/28~4/11が払戻期間だとメールが来た)
コンビニも米や水、乳製品、カップ麺、レトルトなどは相変わらず空っぽだが、人出は安定していてほかのものはある。特に困ることはない。店員さんも対応に慣れてきているようだ。
おもてでブラジルコーヒーにミルク。ブラジルはこっくりしているので乳製品が合う。アイスコーヒーにもいい。
今はケーク・サレが出るのであたためてもらう。チーズと松の実たっぷりの生地に、クリームチーズがころんと入っている香ばしいケーキ。キッシュと同じように、「しょっぱい系おやつ」だ。チーズの風味なのでコーヒーにもよく合う。
毎日ご主人が家にいるので一緒にいすぎて煮詰まった、という奥様などが来店。
帰りにshabbyblueに寄り、ビン入りのろうそく(ただろうそくだけ灯すより、反射して明るい)と、「にこまもり」のオレンジを購入。私の携帯には青を付けている。オレンジは同居人の仕事かばんに無理矢理つける。都内に仕事に出かける機会が多いので、おまもり。
帰宅後、同居人と近所のスーパーへ。今日は予定されていた計画停電がなかったので、スーパーも終日営業していたようだ。ただし、やはり節電モードでほんのり薄暗い。でも、子供の頃田舎のスーパーってこのぐらい…いや、もっと暗かったかも。慣れればじゅうぶん。コンビニなんかいつも明るすぎて、目がきゅーっとするもんね。
相変わらず米、パン、パスタ類、懐中電灯は品切れ。水は各家庭2本まで、との注意書きのもとに在庫がある。カップ麺は追加で納品があったのだろう、そこそこ置いていた。米はなくとも押し麦や発芽玄米などはある。電池も少し置いていた。
そういえば、地震が怒った日に泊めてくれた友人が、PASCOのリサ&ガスバッグのシールを集めたシートをくれたのだ。なんとあと2点シール一枚でもらえるもの。だのに、この騒ぎでPASCOのパンが手に入らない。シールがほしいだけなのに…やはりこういうものが自力で集めよ、とのことなのか。
他の会社のパンは売り切れても、ヤマザキパンは比較的置いている。道路でもヤマザキのトラックはよく見かけるので、納品が日に何度もあるのだろう。非常時にすぐに増産して配送できる体制。さすが大手。
我が家はお好み焼きをしたいのでもやしを買いに来たのだ。広島風お好み焼きには、黒豆(ブラックマッペ)が必要。野菜類は今日も潤沢。この店はいつも成田もやしや緑豆もやしが中心で、黒豆もやしが棚が狭い。しかし、ここのところたくさん置いている。少し出元が変わっているのかもしれない。
魚売り場は小田原や茅ヶ崎など近海ものが中心。三陸方面からの入荷がないからだろう。小田原のカワハギ刺身を買ってくる。肝つき。明日ボンゴレをしようと、愛知の大粒のあさり。あと、お好み焼き用の豚バラ。
19:00前頃、緊急地震速報。岩手、福島、茨城、埼玉方面とのこと。つけていたテレビでNHKのアナウンサーが「渋谷のスタジオも揺れています」と言う。茅ヶ崎hあその時点でまだ揺れていなかったが、ほどなく揺れ始めた。やっぱり距離で時差があるんだな。「おさまってきました」と言われてからしばらく揺れていたし。
ちょうどPCでtwitterをしていたので、続々と「ゆれたね」「ゆれてる」とツイートが上がる。言い合ったからなんだ、という話ではあるが、つながっていると不思議と心強いものだ。揺れが収まってからもしばらくは、尻っぺたが揺れを感じる。友人が「残ケツ振」と名付ける。微弱な揺れを感知できるよう、尻筋はよくほぐしておきたい。ローマ字で書くとかっこいい。「ZAN・KETSU・SHIN!」
夕飯は同居人作の広島風お好み焼き。前回病み上がりで作ってもらったときには味が薄かったが、今日のは通常モードで大変おいしい。元気になったんだな。よかった。
変なメニューだがカワハギの刺身も食べる。しゃきっとした白身を肝を溶いた醤油で食べるのが美味しい。
ほかはのこりもの、煮しめやポテトサラダなど。
きょうおもて珈琲で、「会社でうかつに笑い話をすると、不謹慎だと怒られる」という人の話も聞いた。
こういう時に、行き過ぎた「自粛」や「不謹慎」を振りかざしたり押しつけたりする行為は、かえって世界を暗くする。一種の呪いだ。煮詰まったって、ろくなことはない。基準は各々の中にしかない。自分が不謹慎だと思ったなら、自分が控えればいいこと。他人に押しつけないようにしたい。
被災地でないほど、持てあました正義感を畑違いのベクトルに振りかざしてプライドを満足させようとする人が出てくる。特に、災害後一週間。パニクってトんでた精神が落ち着いてきて、それでも余震が続いたりして不安なので、ネガティブな感情が鎌首をもたげる時期でもある。「非」災地や、揺れもしなかったところでは、連日の報道で頭でっかちになってもどかしかろう。それできっと、黒いエネルギーが吹き出してくるのだ。
そのエネルギーを、もっとプラスの方に向けようじゃない。
人を傷つけたり落ち込ませるのも言葉、されど癒したり笑わせるものもまた、言葉なのです。吉原遊女の言葉。「今生、泣いても地獄、笑ろても地獄。同じ地獄なら笑ろて暮らしやしょ」。
日本はちっとも地獄じゃない。被災地を支えるのは笑顔で、の方がいいじゃん。悲壮な面持ちで「かわいそうに…」と言うより、笑顔で「大丈夫」って言ってあげたいじゃない。カラ元気でも、元気は元気だ。
悲観的な言葉や攻撃的な言葉は、他人だけでなく自分をも傷つけるし、貶めるものだ。思っちゃうのは仕方ない。感情だから、止めない。せめて、しまっとこう。
笑ってる人も、不安じゃないわけでも怖くないわけでもない。みんな、怖いんだよ。でも、笑って救われて、救おうとしているのだ。強いんじゃない。強くあろうとしてるんだよ。それをべしっと「不謹慎だ」と貶めるのは、もっと不謹慎だと私は思う。
大人は大人らしく、いい見栄を張りましょう。かっこつけてやろうぜ。
by shizumin_exite
| 2011-03-19 22:01
| くらし