2009年 07月 29日
自家製アンチョビ |
アンチョビは自家製、できるんです。
しこいわしはこの季節に出回るので、ぜひチャレンジ。
■仕込み初日 2006年07月15日
材料/
しこいわし…適宜
粗塩…しこいわしの30% (重量)
勇気 …しこいわしの200%
新鮮なしこいわしを冷水で洗い、ざるにあげて重さをはかる。
いわしにあわせて粗塩を計量。
塩をまぶしつつ、容器に詰めていく。
ふたをして、常温に1~2ヶ月放置。
■2006年07月17日(仕込みより2日後)
怪しくスモーキーピンクに濁る漬け汁。
においはごく普通。塩漬けの魚のにおい。
塩ってすごい。魚をつまんでみると、きゅっと締まっている。
※室温27℃
■2006年09月18日 (仕込みより2ヶ月後)
日本全国三万人のアンチョビファンの皆様こんばんは。
蒸し暑い梅雨真っ盛りの時期に仕込み、様子を見ていたわが家のアンチョビーズ。
各所で再々「アレはどうなったのか」「いつ食べるのか」と聞かれ、なんだよみんな興味津々じゃない…と、この身にのしかかる重責にひとり枕をぬらす日もたびたび…なかったわけですが。
無事夏も過ぎ去り、いよいよビンを開けてみたわけだ。
写真でわかる通り、灰桃色に濁った汁の中には白い粒々が。これは魚の目玉ではなく、チロシンという物質。タンパク質が分解して結晶化したもので、たけのこの水煮についている白いのといっしょ。イワシたちのタンパク質が分解した証拠だ。これは、出し頃だろう。
とりあえず、数匹だけ出して処理してみることにする。
ビンのふたをあけると、激臭が!しない。これは、煮干しやしょっつるのにおい。方向としては「おいしそう」だ。いいじゃない。
4~5匹取り出してみる。完全に死んでいる。これの頭を指でちぎり、しっぽの方から裂いて内臓と骨、尾をとる。小さな開きになる。
これを全部やると結構大変な作業だ。そして量がぐーんと減る。イタリアでは人件費の安い娘さん達がせっせとこの作業をしているのだろうか。ありがたい。
開いたフィレをビンに入れ、オリーブオイルを入れる。これを1週間ぐらい漬けておくと、完成。おお!売ってるアンチョビぽいじゃないか。
作業後は指先が生臭くなり、周囲に灰色のしょっぱ生臭い汁が散る。今日はこのぐらいにしといてやるか…
近日、まとめてやらねば。
試食は後日。とりあえず成功のようですぞ。
■2006年09月22日
先日ちょびっとだけ仕込んで試食した自家製アンチョビ。
お味はちゃんとアンチョビ。やわらかくとろりと熟成して、オリーブオイルといい相性。
少しだけぐるぐるさんにお裾分けして、おほめの言葉をいただいた。酢めしにのっけて「アンチョビ寿司」にしたそうだ。うおお、食べたい!
昨日は残りの塩漬けを全部処理してオリーブオイルに漬け込んだ。頭と内臓、骨、しっぽをとると、かなり減ってしまう。1200gのしこいわしで漬けたが、できあがりは400gぐらい。
汁はコーヒーフィルターで漉してナンプラー製造中。
来週にでも、アンチョビパスタをしてみよう。
■2006年09月27日
自家製のアンチョビで、同居人がキャベツのスパゲティを作る。
まだ私の胃が本調子でないので、麺は柔らかめ。アルデンテではなく、「アンタ・ユデスギテンデ」。やわい麺も、それなりにうまいのよ。
おいしくいただいた。もっとアンチョビが入ってもいいね。
(三年前のMixiの日記からの抜粋。)
レシピブログに参加しています。
しこいわしはこの季節に出回るので、ぜひチャレンジ。
■仕込み初日 2006年07月15日
材料/
しこいわし…適宜
粗塩…しこいわしの30% (重量)
勇気 …しこいわしの200%
新鮮なしこいわしを冷水で洗い、ざるにあげて重さをはかる。
いわしにあわせて粗塩を計量。
塩をまぶしつつ、容器に詰めていく。
ふたをして、常温に1~2ヶ月放置。
■2006年07月17日(仕込みより2日後)
怪しくスモーキーピンクに濁る漬け汁。
においはごく普通。塩漬けの魚のにおい。
塩ってすごい。魚をつまんでみると、きゅっと締まっている。
※室温27℃
■2006年09月18日 (仕込みより2ヶ月後)
日本全国三万人のアンチョビファンの皆様こんばんは。
蒸し暑い梅雨真っ盛りの時期に仕込み、様子を見ていたわが家のアンチョビーズ。
各所で再々「アレはどうなったのか」「いつ食べるのか」と聞かれ、なんだよみんな興味津々じゃない…と、この身にのしかかる重責にひとり枕をぬらす日もたびたび…なかったわけですが。
無事夏も過ぎ去り、いよいよビンを開けてみたわけだ。
写真でわかる通り、灰桃色に濁った汁の中には白い粒々が。これは魚の目玉ではなく、チロシンという物質。タンパク質が分解して結晶化したもので、たけのこの水煮についている白いのといっしょ。イワシたちのタンパク質が分解した証拠だ。これは、出し頃だろう。
とりあえず、数匹だけ出して処理してみることにする。
ビンのふたをあけると、激臭が!しない。これは、煮干しやしょっつるのにおい。方向としては「おいしそう」だ。いいじゃない。
4~5匹取り出してみる。完全に死んでいる。これの頭を指でちぎり、しっぽの方から裂いて内臓と骨、尾をとる。小さな開きになる。
これを全部やると結構大変な作業だ。そして量がぐーんと減る。イタリアでは人件費の安い娘さん達がせっせとこの作業をしているのだろうか。ありがたい。
開いたフィレをビンに入れ、オリーブオイルを入れる。これを1週間ぐらい漬けておくと、完成。おお!売ってるアンチョビぽいじゃないか。
作業後は指先が生臭くなり、周囲に灰色のしょっぱ生臭い汁が散る。今日はこのぐらいにしといてやるか…
近日、まとめてやらねば。
試食は後日。とりあえず成功のようですぞ。
■2006年09月22日
先日ちょびっとだけ仕込んで試食した自家製アンチョビ。
お味はちゃんとアンチョビ。やわらかくとろりと熟成して、オリーブオイルといい相性。
少しだけぐるぐるさんにお裾分けして、おほめの言葉をいただいた。酢めしにのっけて「アンチョビ寿司」にしたそうだ。うおお、食べたい!
昨日は残りの塩漬けを全部処理してオリーブオイルに漬け込んだ。頭と内臓、骨、しっぽをとると、かなり減ってしまう。1200gのしこいわしで漬けたが、できあがりは400gぐらい。
汁はコーヒーフィルターで漉してナンプラー製造中。
来週にでも、アンチョビパスタをしてみよう。
■2006年09月27日
自家製のアンチョビで、同居人がキャベツのスパゲティを作る。
まだ私の胃が本調子でないので、麺は柔らかめ。アルデンテではなく、「アンタ・ユデスギテンデ」。やわい麺も、それなりにうまいのよ。
おいしくいただいた。もっとアンチョビが入ってもいいね。
(三年前のMixiの日記からの抜粋。)
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by shizumin_exite
| 2009-07-29 19:00
| うちごはん