2007年 09月 11日
スコーンを焼く |
ふかふかタイプ
オーブンをまわす気になれる季節になった。
久々にスコーンを焼く。
レシピは小嶋ルミさんのもの。
薄力粉に全粒粉を少し混ぜ、バターは少なめ、卵&生クリーム使用。
粉に水分を合わせた後、40~50回折りたたむように練る。
生地に弾力がでたら少し冷蔵庫で寝かせた後型抜きして焼成。
バターが多くて練らない「さくさく」生地とは一風違い、ふかふか・ほっくりした生地。
パンに近い。食事にもぴったり。
生クリームを使うのでこの軽さが出るのだろう。
さくさくタイプも好きだけれど、ふかふかもいいねえ。
以前、どう本に書いてあるとおりに作っみても「腹割れ」せず、行き詰まっていた時期があった。
スコーン・スランプ。
友人にとても上手にスコーンを焼くひとがいて、実際に作るところを見せてもらったことがある。電子レンジの丸皿の上でざっざか生地をつくり、電気オーブンレンジで焼き上げる。なのに、ぱかっと腹が割れてさくさくにおいしく焼き上がっていた。「適当に作ってるんだよ~」と本人が言うとおり、見ている限り、特別なコツなんてないように見えた。
ただ、とても楽しそうに、手際よく作っていた。
その後、何度もスコーンを焼くうちに、なんとなく焼けるようになった。林望の言うところの「狼が吠える」ように、腹も割れた。
それ以降は、たまーにしか焼かなくても、自転車に乗れるように腹割れで焼けるようになった。いろんなレシピで作ってみても、大概失敗なく焼ける。
どんな配合で試してもうまくふくらまなかった時期は、一体なんだったのだろうか。
もしかして、スコーンの得意な友人が、その力をちょびっとだけ私の指に分けてくれたのかも知れない。「できる人」と仲良くしていると、ちょびっとその力を分けてもらえるようだ。
お菓子には、ある程度魔法の力が必要だからね。
写真は、基本の生地に干しぶどうを入れたもの。私の好きな具なのだ。
焼き時間が長かったり、温度が高かったりすると表面のぶどうが焦げるので注意が必要。
でも、おいしいんだよねえ。あったかいうちに食べると、ぶどうの部分がジャムみたいなんだ。
これはプレーン。
ホイップクリームとブルーベリーのジャムで。
ほんとはクロテッドで食べたいねえ…
「おいしい!生地」小嶋ルミ
オーブンをまわす気になれる季節になった。
久々にスコーンを焼く。
レシピは小嶋ルミさんのもの。
薄力粉に全粒粉を少し混ぜ、バターは少なめ、卵&生クリーム使用。
粉に水分を合わせた後、40~50回折りたたむように練る。
生地に弾力がでたら少し冷蔵庫で寝かせた後型抜きして焼成。
バターが多くて練らない「さくさく」生地とは一風違い、ふかふか・ほっくりした生地。
パンに近い。食事にもぴったり。
生クリームを使うのでこの軽さが出るのだろう。
さくさくタイプも好きだけれど、ふかふかもいいねえ。
以前、どう本に書いてあるとおりに作っみても「腹割れ」せず、行き詰まっていた時期があった。
スコーン・スランプ。
友人にとても上手にスコーンを焼くひとがいて、実際に作るところを見せてもらったことがある。電子レンジの丸皿の上でざっざか生地をつくり、電気オーブンレンジで焼き上げる。なのに、ぱかっと腹が割れてさくさくにおいしく焼き上がっていた。「適当に作ってるんだよ~」と本人が言うとおり、見ている限り、特別なコツなんてないように見えた。
ただ、とても楽しそうに、手際よく作っていた。
その後、何度もスコーンを焼くうちに、なんとなく焼けるようになった。林望の言うところの「狼が吠える」ように、腹も割れた。
それ以降は、たまーにしか焼かなくても、自転車に乗れるように腹割れで焼けるようになった。いろんなレシピで作ってみても、大概失敗なく焼ける。
どんな配合で試してもうまくふくらまなかった時期は、一体なんだったのだろうか。
もしかして、スコーンの得意な友人が、その力をちょびっとだけ私の指に分けてくれたのかも知れない。「できる人」と仲良くしていると、ちょびっとその力を分けてもらえるようだ。
お菓子には、ある程度魔法の力が必要だからね。
写真は、基本の生地に干しぶどうを入れたもの。私の好きな具なのだ。
焼き時間が長かったり、温度が高かったりすると表面のぶどうが焦げるので注意が必要。
でも、おいしいんだよねえ。あったかいうちに食べると、ぶどうの部分がジャムみたいなんだ。
これはプレーン。
ホイップクリームとブルーベリーのジャムで。
ほんとはクロテッドで食べたいねえ…
「おいしい!生地」小嶋ルミ
by shizumin_exite
| 2007-09-11 17:23
| 甘いおやつ